育児の話

PTSDになっても幸せな母になれる!

Risoto mamaのかなです!

最初からややくらい話ですが、私は高校生の頃にストーカー被害に遭い、警察沙汰。
それが原因でPTSD(心的外傷後ストレス障害)になりました。
症状としてはうつ病、対人恐怖症、睡眠障害、パニック障害など様々を経験。
16歳〜21歳までは実家に引きこもり、心療内科に通っていました。
対人恐怖症に関しては母親にしがみついていないと、外を歩けなかったレベル。

今でも印象に残っているのが、母に「結婚もしなくていい、孫なんて見れなくてもいい。ただ生きていてくれさえすればいい。」と言われたこと。
母にこんなことを言わせてしまうくらい、私は酷い状態なのかと、かなりショックを受けました。
その母も、一見すると普通な私に「仕事ができないのは病気に甘えているんじゃないか」とトドメを刺したこともありますが。
他にも精神病だと犯罪者になると親戚に言われたこともありますね。
踏んだり蹴ったりな時代でした。

それでも時間をかけて、少しずつ仕事もできるようになって、一人暮らしを始めて、あっという間に結婚、出産となって、今があります。
今ではPTSDだった頃の名残は全くありません。

きっかけは長男を妊娠したことなんです。
妊娠がわかって、「安定剤なんて飲んだら子供に良くない!」って思って、スッパリと止めることができました。しかも特に無理したわけではなく。
まぁつわりがかなり重かったので、それどころではなかったという説もありますが(笑)
妊婦特有の情緒不安定さはありましたが、マタニティブルーとか産後うつみたいのもありませんでした。

出産して、私を求めて泣く赤ん坊を見て、自分の存在意義を感じては感動していましたね。
だから夜中の授乳とかも眠いことは眠いけど、メンタル的には全然苦になりませんでした。
まだ22歳だったので、寝不足にも耐えられたのかもしれません。

母に孫なんて見れなくていいとまで言わせてしまったけど、長男を産んで私は救われました。
その後も母は強しでどんどんメンタル強強になり、落ち込むみたいなことが本当に無くなりました。

PTSDのことは隠す気もないので、学生時代の話とかになると平気で話題に出したりもしますが、かなり驚かれますね。
今の私にその頃の片鱗がなさすぎて(笑)

そんな感じでね。
例えストーカーで対人恐怖症になったとしても、社会復帰はできるし、結婚もできるし、ママになることだってできます!
何ならそれがきっかけで完治する可能性もあります!

もし今、うつ病とかで悩まれている人がいれば、焦らずに泣きたくなったら泣いて、眠くなったら寝て、お腹が空いたらご飯食べて、思うままに過ごしてください。
体が、脳が求めていることが、治療に一番効くんだと思います。

昔、何かの掲示板に「精神的な病気に完治はありますか?」と書き込みしたことがあります。
返信の100%が「完治はない」でした。うまく付き合うしかない、とかね。

でもここで宣言します。

精神的な病気でも完治するからねー!!!

おしまい!